楽天田中将大投手(34)が7日、契約更改交渉に臨み、4億2500万円ダウンの年俸4億7500万円でサインした。同一球団でのダウン額としては16年杉内俊哉(巨人)の4億5000万円に次ぐ、史上2位の金額となった。

契約更改後にはオンラインで取材に応じ「今更振り返るところも全然ないんですけど。4勝、9勝と、球団の期待していた部分とは大きく届いていないと思いますし、ファンの方々の期待を裏切ってしまっている、2年間だったので。ふがいないシーズンだったなと思ってます」と振り返った。

21年、ヤンキースから8年ぶりに楽天へ復帰。年俸9億円プラス出来高払いで2年契約を結んだ。復帰初年は23試合で4勝9敗、防御率3.01。昨季は25試合で9勝12敗、防御率3.31だった。昨年8月に海外FA権を取得したが、行使せずに残留を決断。11月9日に、球団と契約合意したことを発表していた。

球団初優勝から10年、自身は日米通算200勝まであと10勝として迎える今季へ「日本一という目標は変わりませんけど。個人的な部分で、日米通算200勝というところは大きく超えていかないと、チームのタイトルには届かないと思う。そこはシーズン途中、早い段階でクリア出来るのが1番いいかなと思います」と力強く話した。(金額は推定)

【関連記事】田中将大4.25億円減は同一球団で史上2位 過去最大は16年巨人杉内4.5億円>>