DeNAドラフト1位の松尾汐恩捕手(18=大阪桐蔭)が、高校の先輩でもある巨人中田モデルのバットを手に、プロのスタートを切った。神奈川・横須賀市内の球団施設「DOCK」で新人合同自主トレがスタート。午前中は室内でフィジカルトレーニング、午後からは中田モデルの重さ880グラム、長さ84センチのバットで打撃練習にも取り組み「自分も中田選手のように活躍できるようにと思っています」と決意を込めた。

本紙企画で対談した日刊スポーツ評論家で球団OBの谷繁氏の助言を実践した。昨年9月のU18W杯後に、数種類の木製バットを試し打ち。「形が良かったので」と中田モデルを参考に新調した。「『より自分のこだわりを持って』と谷繁さんに教えてもらったので、自分もこだわってやってみようと」と説明した。昨春のキャンプではドラフト1位の小園が1軍入り。「自分もそこを目指して、頑張っていきたいです」と目標を掲げた。【久保賢吾】

○…三浦大輔監督が、新人10選手にプロの教えを説いた。新人合同自主トレの初日を視察。「教わったことをどれだけ理解して、工夫して、考えて、自分のものにしていくかが一番大事」と25年間の現役生活から体感した助言を送った。新人選手の動きには「全員、元気に動けていたので良かった」と評価。キャンプの振り分けについては「自主トレを見ながら、これから決めていく」と話した。

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