“マジ”で脱・曲打ち。広島西川龍馬外野手が12日、鹿児島・徳之島での自主トレを公開した。

筋力トレと柔軟性を高める体づくりとともに、技術向上のためバットを振り込んでいる。昨季は規定未到達ながら打率3割1分5厘。ボール球をもヒットにするバットコントロールを誇るが「悪いところ。なしにしたい」と課題に挙げる。「凡打になる確率の方が圧倒的に多い。甘い球だけを仕留めれば確率も上がるし、四球も増える」。ソフトバンク近藤らと打撃論をかわしながら、魅せる打撃よりも確実性の高い打撃を求めていく。

西川は何度も「本気と書いて“マジ”。今年1年間のテーマ。今年はやる」と口にした。意気込みを言葉にするのは珍しい。新井監督を迎えて臨む今季は、プロ8年目。チームでは中心選手、打線でも中軸が期待される。持ち味の打力に磨きをかけて、自身初の全試合出場を目指す。

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