東京運動記者クラブ・アマチュア野球分科会は13日、22年度の表彰を発表した。

分科会賞は、昨年の第93回都市対抗野球大会で9年ぶり、大会最多を更新する12回目の優勝を果たしたENEOSに決定した。

大久保秀昭監督(53)は昨年を振り返り「高い水準で安定した成績が出せたのかなと。そのなかで都市対抗優勝はそこを目指してきたので、極端にいえばそこだけを目指しているというような思いもあるので、それを達成できたところではいい年になった」と話した。

都市対抗で大会MVPにあたる「橋戸賞」と「打撃賞」「若獅子賞」の3冠を獲得した度会隆輝外野手(20=横浜)は、今秋ドラフト候補。「昨季を振り返るととても大事な1年になったし、一番ステップアップできた年だったのかなと思う。野球をやっていく上で自分にとってプラスの大会になった。得たものも多いし、それをふまえて成長できる部分もあるとおもうので今後、プラスにとらえて成長できればいい」と話した。

連覇の期待がかかる今年。川口凌主将(26=法大)は「都市対抗の連覇は簡単ではないのは重々承知している。そのなかでも本当に「常勝ENEOS」が復活するためにこの1年はものすごく重要で覚悟をもって臨みたいなと思っています」と話した。