「千葉の海 安全アーチ 打ち放て」。ロッテは13日、山口航輝外野手(22)が千葉海上保安庁ポスターに起用されたことを発表した。

俳句や川柳が得意な山口は「目標に掲げる30本塁打を打って、このポスターの俳句調メッセージをしっかり伝えることが出来ればと思っています」と使命感たっぷり。地元大阪でも幼少期から家族で海水浴にいくことも多く、海に関連するポスター起用を喜んだ。

千葉海上保安部も「22年チームトップの16本塁打を記録した山口選手。豪快なフルスイングでアーチを描く姿は、海難ゼロへの安全アーチを放ちたいという海上保安官たちの想いにピッタリ。さらに豪快なフルスイングで本塁打を放ち、マリーンズを勝利に導いていただくことで、千葉海上保安庁『118番』も、よりたくさんの皆さまに知っていただければ」と期待を寄せた。

海上保安庁は、海難事故、密漁や密航・密輸などの事件情報の通報先として、00年5月1日から、海上保安庁緊急通報用電話番号として「118番」の運用を開始。また、10年12月には、毎年1月18日を「118番の日」と制定し、周知活動を強化している。ポスター約2000枚は県内の公共交通機関、公共施設などに、1月から順次、掲示される。昨年は小島和哉投手が起用された。

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