阪神中野拓夢内野手(26)が20日、愛知・岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで自主トレを公開した。

この日の練習は一般公開され、駆けつけたファンの前で約4時間、ノックやフリー打撃などを行った。

昨季は遊撃手でセ・リーグのベストナインを獲得し、今季は岡田彰布監督(65)からセカンドへのコンバートを明言されている。この日のノックでも、セカンドで約40分間みっちり打球をさばいた。「動きの確認であったり、反復練習をしっかりできている。本当にいい練習ができていると思います」と手応えもバッチリだ。

ショートとの違いについては「セカンドの場合は少し待っても(大丈夫)というところがある」と語り、「懐深くというか、イレギュラーしても捕れる状態でやれるように練習しています」と、取り組みの意識も明かした。

3月開幕のWBC出場メンバーに内定している中野。「バッティングも守備も去年より仕上がりは早い。国際大会に出て日の丸を背負ってプレーしてみたいという気持ちが強い。いつ呼ばれてもいい準備はしています」。心身ともに準備を整え、代表入りの正式発表を待つ。

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