阪神岡田彰布監督(65)が31日、沖縄・恩納村にあるチーム宿舎で開かれた全体ミーティングで選手たちに訓示した。「1月入ってからは早かったですね。11月ね、安芸のキャンプ終わってからね、明日を待ち遠しくしてたんですけど、来てしまいましたね、もうね」。15年ぶりに阪神の監督に復帰した指揮官は、キャンプインに向け胸を躍らせた。

全体ミーティングでは選手たちに思いを伝えた。「なかなかキャンプではね、成果っていうのは出ないんでね。シーズンでなんとか自分の力を発揮できるようにね、この1カ月で、自分の力を信じて。今はまだまだ若い伸びしろの多い選手が多いのでね、また大きくなってシーズンを迎えようということですよね」と内容を明かした。

キャンプの内容については「11、12日に紅白戦を全員でやるんですけど、それまでは今年のチーム方針としてね、連係とかいろんなサインプレーとかね、まあ、ちょっと実戦じゃなしに練習ばっかりになる」と説明。「早く実戦でね、みんなやってきたことを結果を出したいと思うんですけどね、それまでは我慢して練習したいと思いますね」と話した。

期待する選手は「全員」と力を込めた。「これもうね、今回はほんとに若いチームなんで、これもう全員ですよ、全員がまだまだもっと力を発揮してね、もっといい数字を残せるというか、そういう選手ばっかりなんで、誰じゃなしに全員ですね」。目指すは18年ぶりの「アレ(=優勝)」のみ。2月1日、岡田阪神のキャンプがいよいよ幕を開ける。

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