DeNAドラフト1位の松尾汐恩捕手(18=大阪桐蔭)が、キャンプ初日から「谷繁の教え」を実践した。

ブルペンで開幕投手候補の大貫、石川の投球を捕球。座って受けたのは計61球で捕球した後はしっかりと立ち、ボールを返球した。同じ高卒ドラフト1位捕手の谷繁氏と昨年11月に対談。「1球1球立って、ちゃんと小さいステップで正しく投げる。下半身のトレーニングにもなるから」と送られた金言の1つで、「ずっと頭の中に入ってます」と実行した。

周囲の期待の高さを示すように、キャンプ初日から三浦監督とランチ特打で“対決”した。「ちょっとドキドキした」と緊張しながら47スイング。「スピンの利いたボールを放っていただいたので、いい肥やしにできたと思います」と充実感を漂わせた。1月31日に受けた「番長のススメ」も行動に移し、グラウンドでは京田、伊藤光らと会話。「捕手として、しっかり伝えていこうと」とブルペンでは大貫、石川に思いを伝えた。三浦監督は「高卒ルーキーの割には落ち着いて、堂々としてたなと思います」と黄金ルーキーの姿勢を評価した。【久保賢吾】

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