WBC日本代表の広島栗林良吏投手(26)が2日、今キャンプ初めてブルペン入りした。WBC公式球で46球。カーブ、フォークも交えた。

捕手を座らせた投球は熱がこもった。ストライクゾーンに力強い真っすぐを投げ込むと、11球からはカーブを連投。フォークはストライクゾーンに落としながら感触を確かめ、計10球を投じた。最後の1球を投げきると、捕手の後ろで見守った新井監督から「ナイスボール!」と声をかけられた。

WBC出場が決まっている今年、例年以上に早めの調整を続ける。キャンプ初日を終えた前日も「少し焦って、気持ちハイペースくらいの方が(いい)。先に焦って、後にゆっくりという方がいいのかなと思っています」と話していた。

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