虎の誇る2大大砲がアーチ競演だ。阪神大山悠輔内野手(28)、佐藤輝明内野手(23)が4日、沖縄・宜野座での今キャンプで初めてそろってランチ特打に臨んだ。

大山は89スイングで25本の柵越え。左中間へ推定135メートルの特大の当たりを放り込んだ。

佐藤輝は86スイングし26発。岡田彰布監督(65)の意向で、キャンプではポイントを前にして打つことを意識しており、右翼方向に強い当たりを連発した。ライト奥にある看板を悠々と越える一撃もあり、早速「岡田スタイル」の新打法の効果を発揮。最長飛距離はこちらも推定135メートルだった。

今キャンプ初の土曜日ということもあり、スタンドはほぼ満員状態。柵越えのたび、大きな拍手が鳴り響いた。