東京6大学・慶大の新入生、慶応・広池浩成投手が父の背中を追う。

11日、横浜市内で練習を行った。20日からの鹿児島キャンプへ、堀井哲也監督(61)は「新入生を7~8人は連れていきます」と明かし、リーグ戦に向けてのアピールが始まる。

広池は「厳しい練習も、初めての寮生活も楽しいです」と笑顔で話した。元広島投手で、西武の広池浩司球団本部副部長(49)を父に持ち、幼い頃から野球は身近な存在だった。立大でプレーした父の影響もあって、東京6大学を目指した。「早慶戦は小さい頃から見ていて、かっこいいなと思っていました」と言う。父からは「次の1球に集中すること」とよく言われており、マウンド上でも切り替えを意識する。

持ち味は直球。「直球が怖いと思われる投手になりたい。エースになって、神宮で1戦目に投げたい。日本一の投手になりたいです」と目標を掲げた。