WBC日本代表のDeNA牧秀悟内野手が実戦モードに切り替えた。

今季初の対外試合は「4番二塁」で先発。予定通りの3打席に立って2打数無安打だった。1回2死一塁の第1打席はヤクルト市川の136キロに三ゴロ、4回2死では左腕長谷川の外角137キロを打たされた。ともにツーシーム系の軌道で芯を外されたが「真っすぐも変化球も見られたので、目としてはよかった。昨日(の紅白戦)よりタイミングは合ってきている」と打席感覚を研いでいる。

ミスは今のうちにしておきたい。失点には直結しなかったが、2回は自らの失策で先頭の出塁を許した。「投手が打ち取った簡単な球をはじいたら点にもつながってしまう。ああいうのはなくしていきたい」と反省。同じく侍メンバーのヤクルト山田、中村とはベース上で顔を合わせた。「自分の形を早く見つけて実戦に備えていきたい」と、目前に迫る代表強化合宿をにらんだ。

【練習試合詳細】ヤクルトが10-1でDeNAに快勝 村上、山田、牧は無安打 中村が1安打