阪神岡田彰布監督(65)がオープン戦初戦となるヤクルト戦(浦添)に5-2で快勝し、白星発進した。

3番手で6回から登板した大竹耕太郎投手(27)が3回1安打無失点、5奪三振と抜群の投球で開幕ローテーション入りに大きく前進した。一問一答は以下の通り。

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-大竹が好投

岡田監督 なぁ、ええピッチングしたなぁ、また。

-3回1安打無失点。5奪三振と内容もいい

岡田監督 そら内容ええやろ(笑い)。見ての通りやもん。それしか言いようがないわなあ。コントロールいいし、ノースリーになっても、別になあ。ぜんぜんそらなあ、(相手打者の)右左関係なしやな。右にもやっぱりな。逆にな、右の方がうまいこと投げるかもわからんな。

-投球テンポがいいから守っている方も楽

岡田監督 そら守ってる方、楽やで。どんどんストライク入っていってなあ、きっちりコース、コースいってるからやろなあ。

-期待して現役ドラフトで獲得したと思うが、キャンプで評価を上げた選手

岡田監督 もともと良かったやんか。だからちょっと、そんなんあれでなあ、腐ってた部分もあったかもわからんけど、やっぱり気持ち的にも全然な、何かこう、気持ちよく野球やっとるし、そういう感じは見受けられるよな。だから、余計いい結果が出るんちゃうか。

-打者目線でも右打者へのチェンジアップは厄介

岡田監督 効くね。だからもう、(昨年までも阪神の)2軍は全然打てんかったと言うとったから、(昨年まで2軍監督の)平田が。ソフトバンクとやっても2軍の時も、右バッターがな。

-競争はまだ続くが、開幕ローテーションに近い位置にいるか

岡田監督 そら、いやいや、そら近いやろ。近い位置っていうか、おーん。まあ、みんなもう1回ずつぐらい投げて、逆算になると思うな。

-先発した岩貞は

岡田監督 先頭ばっかり出してなあ、フォアボールもそうやけど、ちょっと今日はコントロールが悪かったなあ。そんなコントロールにばらつきがあるピッチャーちゃうけどな。やっぱりあんなして先頭を出すときついよな。やっぱりなあ。なんとかな、最少失点で抑えとるけど、先頭を(アウトに)取ればもっと楽なピッチングができたと思うけどな。

-スピードガン表示もいつもより球速が出ていなかったか

岡田監督 いや、わからん。ここ(浦添)の全然やろ。石井も全然、なんかおかしいよな。

-球速的にもどう感じたか

岡田監督 まあ、そうやなあ。まあ、なあ、こんな寒いのによう投げるよな。

-2番手の富田もカーブ三つ続けたりと持ち味を発揮

岡田監督 そうやなあ。ひょうひょうと投げるね、あれもな。なんかな、えたいの知らないひょうひょうさやな、あれなあ、でもポッとストライクとれるなあ、変化球でもなあ、なんかな、ほんま、つかみようがないようなピッチングするよなあ、あれなあ。

-今日は2イニング投げたが、今後は中継ぎか

岡田監督 もう中、そら中やわ、そら先発まで回ってけえへんやろ、おまえ、人数的にもそら(笑い)。今の段階じゃなあ。

-楽しみな若い選手が出てきた

岡田監督 そうやなあ。どうしても中も、岩貞を先発にしたから中は(岩崎の)左1枚になってるから当然それも候補というかな、すごい内容的にもいいし、結果も出してるし。

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