今秋のドラフト候補に挙がる、明大の上田希由翔(きゅうと)内野手(3年=愛産大三河)が、オープン戦初本塁打を放った。

6球団9人のスカウトの前で、1回2死三塁から直球を捉え、先制の右越え2ラン。「ドンピシャで振っただけ。ホームランを打てるスイングの力は付けてきたつもり。パワーはついたと思います」と、手応えをつかんだ。

2月8日から10日間行われた沼津キャンプでは「1日何本とこだわらず、納得がいくまで振ってきた」と、全体練習中も時間ができるとバットを手にし、振り込んだ。「打撃練習では感触はいい方です」と胸を張った。

現在、大学通算66安打で100安打も視野にいれる。ホームランを増やし、目指すは3冠王。オープン戦2戦目にして、順調な仕上がりをアピールした。