18年夏の甲子園準Vの日本ハム吉田輝星投手が、今年も甲子園に凱旋(がいせん)することが3日、分かった。

甲子園での先発は昨年6月の阪神との交流戦以来だが、この時は3回7安打4失点と大炎上。20年オープン戦は中継ぎで2回無失点も4与四球と、プロ入り後は納得のいく投球が出来ていない。5日教育リーグ・ロッテ戦(鎌ケ谷)で先発し、11日阪神とのオープン戦に備える見込み。

3日はエスコンフィールドで全体練習に参加後、千葉へ移動。オリックス宇田川やメッツ千賀らのフォークボールを参考にした同僚の北山と同様、落差のあるジャイロ回転の変化球習得に意欲的で「左打者の内角に対してとか、何かレパートリーがあった方がいいかなって」。昨年はシンカー系のフォークボールに取り組んでおり、2種類のフォークを操るイメージだ。

現在、先発枠を争いテスト登板の真っ最中。5日教育リーグへ向け「試したいことを試しながら、いろいろな球種を投げてみたい」と意気込んだ。