昨年9月に左肘のクリーニング手術を受けた巨人高橋優貴投手(26)が4日、ジャイアンツ球場で、術後初となるシート打撃に登板した。

ウォーカー、梶谷ら打者10人と対戦。カウント1ー1からの条件で、無安打、1四球に封じた。チェンジアップ、スライダー、カーブも織り交ぜて28球。ストレートは最速145キロをマークした。「今は手術して何もなく投げられていることが大事。スピードは二の次、三の次ですけど、バッターがどれだけ嫌がる真っすぐを投げられるか。そこを追い求めてできればいいかなと思います」とうなずいた。

3月中旬の実戦登板を見据える。「もうあと段階としては試合だけだと思う。試合の中で出てきた課題1つ1つ、つぶせればいい」と思い描いた。

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