西武中村剛也内野手と栗山巧外野手の39歳コンビが、オープン戦初戦から元気な姿を見せた。

この日の西武戦(横浜)から1軍に合流し、中村は5番DHで出場、栗山は中村の代打で登場。ともに2打席無安打ながら積極的にスイングし、一塁まで駆け抜け、松井監督も「しっかりと調整してくれています。ここからじゃないですかね」と開幕まで残り15試合でのアピールに期待した。

現時点でポジションの確約はなくとも、2人の存在感は絶大だ。ともに1月に「40歳は節目とは思っていないので」と強調し、2月はB班高知キャンプで調整。前日3日には中村は所沢で若手に混じって打撃練習を、栗山は2軍戦で出場し、ともにこの日に駆けつけた。中村は通算454本塁打の、栗山は通算2086安打の、その先を目指す1年に。“真獅子の骨と牙”と呼ばれる2人が、若獅子たちと競い合う。

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