阪神岡田彰布監督(65)が15年ぶりに甲子園で指揮した。開幕ローテーション入りが確実なエース青柳晃洋投手(29)と左腕伊藤将司投手(26)が登板。ともに3回2失点だったが、シーズンへ向け信頼は揺るがない。「開幕投手はまだ決めていない」と7日の韓国代表戦終了後に決める考えを明かした。試合後の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-先発の青柳は3回2失点。本人は収穫と課題もあったと

「まあ、だから。今日は伊藤(将)と青柳がどうやろ。まあ3回な。いろんなことを試すというか。まあ次からは頭からいくから。伊藤(将)にしても、うん」

-彼らは信頼している投手

「いや、そんなん、もうローテーションで投げるピッチャーかやからな。(2人は)2点ずつ取られたんか。結果って、なあ、まあ抑えられることにこしたことはないけど、まあ、これなあ。初めて、キャンプ終わって、こっちに帰ってきてなあ。向こうではキャンプの中での投球だったし、次の逆算しての、まあ最後の登板と言うかなあ。まあ3回やし。伊藤(将)にしても(登板した)2回とも途中からのアレやったし。当然、先発なわけやから今度から逆算して、先発で投げさすよ」

-次回から逆算ということは、この登板は踏まえて本番の登板日は決めるのか

「いや、まあなあ。逆算したら、大体分かるやんか。もう今はなあ、予告先発やし。別に隠す必要もないしなあ、もう」

-開幕は青柳に決めているのか

「いや、まだ決めてないよ。決めていても言う必要ないやろ。予告先発や、言うてるやないか。おーん」

-本人に伝えるよりも登板順で分かっていく

「いやいや、この4試合で先発陣が投げるから。それから言おうかなって思っているからな。(伊藤将も)次の登板からは当然、頭で行くんやから。今度はな。(これまでの2度は)グラウンドのきれいなところでと思って6回から行かせているけど、次からは頭から行くわけやからな」

-4回には岩崎が今季初登板

「いつもどっちかというと春先は悪いイメージがあるからな。本人もそれを分かっているかもわからんけど、向こうでは実戦に投げなかったけど、今日の見たら、本人なりに、開幕に合わせてというかな、そういう感じには見えるよな。まだ1回だけやけど」

-4回に登板させたのは、相手の主力が多く残っている回だからか

「違う違う違う、暖かいうちに投げさそう思っただけやんか。主力とかじゃないやんか、誰が主力かわからへんやんか、オリックスなんか。外国人にしてもわからへんし。暖かいうちに投げさそうと思っただけやんか」

【関連記事】阪神ニュース一覧