阪神大山悠輔内野手(28)が、今季実戦17試合目で初のマルチ安打を放った。「4番一塁」で出場。両軍無得点の5回2死からはDeNA平良の低め変化球を引っ張り、三遊間を痛烈に破る左前打をマーク。7回先頭では中川の外角151キロを逆方向へはじき返し、右前打で出塁。ここで代走植田が送られ、お役御免となった。第1、2打席は四球で出塁しており、全4打席で出塁を決めた。

岡田監督は関東遠征が始まる直前の13日に、打撃不振が続いていた大山について、「今週にはちょっと当たり出てこんとなあ、いくらなんでもお前。完璧にならんでもいいけど、ちょっと明るい兆しくらいはな」とハッパをかけていた。

これで2試合連続ヒットとなり、オープン戦の打率も1割5分2厘に上昇。ジワリジワリと復調の兆しをみせてきた。

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