巨人がソフトバンクを1発攻勢で2連勝を挙げた。1点を追う展開から4回に丸佳浩外野手(33)が同点ソロ、8回には小林誠司捕手(33)が左翼ポール際へ決勝ソロ弾を放った。
先発したヨアンデル・メンデス投手(28=メキシカンリーグ)は、初回こそ先制ソロを浴びるも4回3安打1失点にまとめ、先発ローテーション入りへ存在感を示した。5回からは1軍昇格したばかりの直江大輔投手(22)が3回2安打無失点と好投。原辰徳監督(64)は若手投手の躍動に目を細めた。
以下、原監督の一問一答。
-メンデスが1失点
原監督 徐々に上がってきていますね。もう1つ指にかかった真っすぐが、低めにコントロールできるようになったらさらにいいんでしょうけど、徐々に上がってきてますね。なんとなく状況をしっかり見られる投手だなと感じがします。
-直江は3回無失点
原監督 なんとなく何か強いものを感じますね。
-中継ぎの戦力の
原監督 中継ぎもロングも、あるいは先発もというところで、可能性は秘めていると思います。
-強いというのは決意
原監督 そうですね。一生懸命やる努力家ではあるけれども、まあ本当に1つ1つという大黒柱的な自分の野球に対する。それがないとなかなかいろんなことを、枝葉を出そうと思っても。そういう意味ではその部分はできているかなという気はします。コーチとかの話を聞いたり、本人の話をしてもね。
-小林が目の覚めるような1発
原監督 かえってきたら、(バットの)先でしたとホームランを200、300本打っているコメントを出してきたけどね、そうやって僕もいった(笑い)。
-左前打も
原監督 よく振り込んできた、本当によく振ってましたね。そういうものが今のところは出ているかなというところでしょうね。
-捕手のアピール
原監督 そうなってくれることがね、キャッチャーというポジションは、自信を持っている人が要を守らないと強いチームはなかなか出来上がらない。自分を疑っている人がマスクをかぶってもね、これはやっぱり強いチームはできませんよ。そういう意味ではそういうキャッチャーに1人1人がなってほしいと思っています。