開幕から12打席目での初安打が、最高の仕事となった。巨人丸佳浩外野手(33)が勝ち越し&決勝の1号ソロを放った。

2-2の同点に追い付かれた直後の8回1死。中日清水の初球を一振りで仕留めた。123キロカーブにタイミングを合わせた。速球を待ちながら、うまく反応した。打った瞬間に、それを分かる打球で右翼席に運んだ。

今季初安打は試合を決める1発となった。「僕自身、打ててなかったですし、ヒットを打ちたい気持ちだった。何とか後ろの打者が調子いいので、どんな形でも塁に出ようと思って思いっきりいったんですけど、久しぶりにいい当たりが打てました」とかみしめた。

前の2試合は全5打点を中田翔が挙げ、SNSでは「中田個人軍」がトレンド入りした。この日の試合前の円陣では吉川が「ここ2試合、『中田個人軍』なので、今日は巨人軍として戦いましょう」は鼓舞していた。丸は「今日はそれを体現できたと思います」。見事に試合を決めた。

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