ソフトバンク今宮健太が現役最多で史上4人目となる350犠打を最年少の31歳で達成した。

2回無死一、二塁。日本ハム伊藤の高めのスライダーを一塁線へ転がし、甲斐の先制適時打をお膳立てした。「この数字は、藤本監督、秋山監督、工藤監督と多くの試合に使っていただいた結果だと思います。チームが勝つために、出場した試合で自分の役割を全うしていくだけです」と引き締めた。2打席目は二飛に倒れたが、3打席目は右中間二塁打、8回の4打席目も左翼越え二塁打を放ち、今季2度目のマルチ安打で気を吐いた。

▼通算350犠打=今宮(ソフトバンク) 12日の日本ハム2回戦(ペイペイドーム)の2回、一塁前へ送りバントを決めて達成。川相(中日=533)平野(ロッテ=451)宮本(ヤクルト=408)に次いでプロ野球4人目。初犠打は12年4月29日のロッテ5回戦(QVCマリン)。

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