ロッテの西野勇士投手(32)が、6回83球5安打1四球3失点の好投で、今季2勝目を挙げた。「勝てたことはうれしい。いきなり1発を食らったけれどテンポ良くいけたのは良かった。自分の中では、もう1回投げたかったが、6回にホームランを打たれたことが悔しい」。1点を先制した初回に外崎に左越え本塁打を浴びただけでなく、6回の中村に喫した中越え本塁打を反省した。

今季から先発転向を直訴した。94キロのカーブ後に149キロの直球を投じた場面もあり、約50キロ差の緩急でフォークなどの変化球も生かす投球術も光った。「僕の試合で野手が打ってくれているから勝てている。ゲームを作って1つずつ勝てるようにやっていきたい」と勝ち星を積み重ねる。