西武今井達也投手(24)が今季12球団での9イニングでの完封勝利一番乗りを果たした。

ロッテ打線を序盤から力強く攻め、7回1死までノーヒットノーランペース。安田に安打され大記録は逃したものの、自身3度目の完封勝利を挙げた。

今井は作新学院(栃木)時代に3年夏に甲子園優勝投手となり、16年ドラフト1位で西武入り。昨季まで通算28勝27敗、防御率4・07だった。豊かな球威がある一方、制球に安定感がなかったが、この日はストライク先行で強気に攻め込んだ。バッテリーを組んだ柘植世那捕手(25)が6回の打席で頭部死球を受けるアクシデントもあったものの、動揺なく最後まで投げきった。