中日石川昂弥内野手(21)が「4番・三塁」でスタメン出場し、約1年ぶりの戦列復帰を果たした。前日13日のバンテリンドームでの1軍全体練習からチームに合流。立浪監督が「(足の状態が)大丈夫であれば、明日(14日)は4番サードでいきます」と明言したとおり、メンバー表に名前を連ねた。

石川昂は昨年5月27日のオリックス戦で左膝を痛め、左膝前十字靱帯(じんたい)再建術に踏み切り、1年をかけて再起を目指してきた。6日の2軍戦で実戦復帰。12日のウエスタン阪神戦まで5試合で11打数6安打、打率5割4分5厘、2本塁打、4打点と好成績を刻んできた。この日の試合前練習のフリー打撃でも柵越えを連発。「1軍に戻って活躍するためにやってきた。思う存分、暴れ回りたい。(4番は)そこはあまり考えず、自分に求められるのはホームラン、長打、打点だと思う。そこにこだわってやっていきたい」と意気込みをのぞかせていた。

【中日スタメン】

(1)(中)大島

(2)(右)岡林

(3)(左)アキーノ

(4)(三)石川昂

(5)(一)細川

(6)(二)福永

(7)(捕)木下

(8)(遊)龍空

(9)(投)小笠原