16日に出場選手登録を抹消された阪神湯浅京己投手(23)の離脱理由は、右肘のコンディション不良だった。

5セーブ目をマークした13日巨人戦(東京ドーム)の登板後、張りが強くなったという。1

17日に甲子園で投手練習が行われ、久保田智之投手コーチ(42)が守護神の現状を説明。「張りがちょっと強くて。でも日に日にはよくなっている感じで。でも、ここで無理することはないと思うので。当分はちょっと休みながら、状態を見ながら、キャッチボールは開始するかなという感じですね」と明かした。

湯浅はWBCで中継ぎとしてフル回転し、世界一に貢献。帰国後も調整をクリアして開幕1軍に間に合わせ、ここまで7試合で5セーブ2ホールドと失敗知らずでチームを支えてきた。その絶対的守護神が戦列を離れる緊急事態だ。

チームとしては最短で戻ってほしいところだったが、近日中に出る検査結果次第で時間がかかる可能性もある。久保田コーチは「状態を見てですね。早くよくなれば10日もありえるでしょうし、状態を見て判断すると思います。とりあえずまずは体の疲れが取れたり、状態が上がってこないと、そこからの判断にはなるので」と語り、体調の回復を待つ。

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