西武隅田知一郎投手(23)が6回5安打1失点で今季初勝利。22年4月2日から続いた自身の連敗を12で止め、プロ初登板以来389日ぶりの白星をつかんだ。

1点リードの4回2死からソフトバンク中村晃、増田に連打を許して同点に追い付かれたが、直後にマキノンの左越え2ランで勝ち越しに成功。98球で最少失点で踏ん張った。

前回12日のロッテ戦では連続四球が失点に絡むなど、自滅の5失点で2敗目。球団ワーストの12連敗を喫していた。「今日はとにかく前回登板の反省をしっかり生かして、ゾーン内で勝負しようと思っていました。柘植さんともよく話し合いながら、自分の持ち味であるカーブとチェンジアップをベース板付近に集めるということに集中していました。ホークス打線は左打者が多いというところもしっかり意識して、そのあたりの対策もまずまずできたと思います」と振り返った。