勝てば最下位脱出となる日本ハムが1点を追う5回に打線が大爆発し、楽天田中将大投手(34)を攻略した。

先頭の万波中正外野手(23)の二塁打を起点に猛攻が始まった。1死三塁から奈良間大己内野手(22)が右越え適時三塁打で同点。そして2死三塁から暴投で勝ち越しのホームを踏んだ奈良間は「今日も絶対勝つ!!」とコメントした。

さらに、矢沢宏太投手(22)が左前に落ちる打球で一気に二塁まで進み、再びチャンスメーク(記録は二塁打)。ここから連続四球で2死満塁とするとアリスメンディ・アルカンタラ内野手(31)が「あまり考え過ぎずに打席に入りました。いい結果が出て良かったです」と、右前適時打を放って3点目を挙げた。

続く野村佑希内野手(22)が「同級生がみんな打っていたので自分も思いきっていきました!」と、走者一掃の左越え適時二塁打。万波、奈良間、矢沢に負けじと4番の仕事を果たして6点目を奪い、田中将をKOした。

さらに2番手で登板した酒居から上川畑大悟内野手(26)が中前適時打を放って7点目を追加した。チーム18試合目で1イニング7得点は今季最多。さらに今季最多タイ得点に、たった1イニングで並ぶ打者12人の猛攻だった。