前回登板のリベンジを期した日本ハム先発の上原健太投手が、背信投球で首脳陣の期待に応えられなかった。

1点リードの2回に2四球でピンチを背負って3失点するなど2回0/3を5安打3失点で降板。「調子が良くなかったです。良くない時に粘りの投球ができるようにしたいです」とコメントした。

新庄監督は「上原君は四球が多い。ストライクを取りにいって打たれたら仕方ないから。いいもん持ってるんですけどね…もうちょっとピリッとして欲しい」と苦言を呈した。建山投手コーチも「ちょっと考えるところはあるかな」と、1週間後の30日ソフトバンク戦(エスコンフィールド)で再び先発させることには難色を示した。

新たな先発候補となりそうなのは、2軍で先発挑戦中の北山。この日は2度目の先発となったロッテ戦(鎌ケ谷)で5回2安打1失点と好投し、イースタン・リーグ初勝利を挙げた。建山コーチは「内容とかを含めて、もうちょっと見ていきたい。やることは多いんでね」と話しながらも「ただ、こっちもゆっくりは見ていられない」と、北山抜てきにも含みを持たせた。

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