ラッキー? 阪神大竹耕太郎投手(27)が、ヤクルトの拙攻に救われた。3点リードの5回の投球。1死二、三塁とされ打者は1番並木。その初球、並木はバントするも三塁走者中村はスタートを切ることができなかった。大竹は落ち着いて捕球し一塁送球。難なく2死とすると、2番浜田を中飛に仕留め、ピンチを切り抜けガッツポーズを見せた。

現役ドラフトでソフトバンクから移籍し、今季2戦2勝。阪神の移籍選手で2戦2勝は03年伊良部のみだ。大竹は73球ながら、5回無失点で降板。このまま逃げ切り、「伊良部超え」となる3戦3勝なるか。

登板後には球団を通じて「まず、序盤からリードを奪ってくれた野手のみなさんに感謝します。正直、状態自体は良くはなかったですが、良くない中でどうやったら抑えることができるのか、(坂本)誠志郎さんと話しながら、諦めずに1人1人勝負できたことは良かったと思います。ただ、先発として5回で代わってしまったことは反省しなければいけないですし、6回、7回と、もう1イニングでも2イニングでも長く任せてもらえるような投球をできるように、次回に向けてしっかり準備したいと思います」とコメントした。

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