阪神が今季4度目の完封勝ちで2連勝を決めた。先発大竹耕太郎投手(27)が5回無失点で3戦3勝。6番井上広大外野手(21)が初回に先制の2点適時打を放った。

岡田彰布監督(65)の試合後の一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇

-大竹はランナーを出しても落ち着いていた

「今日はちょっとコントロール悪かったよな。いつもよりな。最初に初回にフォアボールを出したから、ええって思ったけど。まあなんとか、今日はあまり良くなかったと思うけど、悪いなりにな、5回まで。向こうも変化球狙いというか、そんな感じで合うてきたから、ちょうど良かったよな。5回を投げきれてな」

-悪いなりに組み立てられるのはどういう良さがあるからか

「そうやな、ヤクルトは前回いいピッチングをして2回目やから、向こうも研究してくるから、そのへんな、どういう狙いというかなそういうのを察してな、5回まではうまく投げたと思うよ」

-フィールディングもしっかり

「いやいや、あれは全然大丈夫よ、フィールディングは。守備はね、おーん」

-5回に安藤コーチがマウンドに。アクシデントではない

「違う違う違う、狙い球がな、おまえ。山田、サンタナにな、初球な、あんな緩球をな、あないして、ある程度捉えられてきたからな、だから、まあ、その前に円陣組んどるしな、向こうの、だいたい分かるけど」

-攻撃は昨日の今日で初回に6番7番が

「そやなあ、ツーアウトからやからなあ、おーん。まあ心配したけどなあ、良かったわ(笑い)。おーん」

-井上も甘いコースをコンパクトに振り抜いた

「ちょうどな、チャンス来るからな、あそこな。6、7がなあ、打ったら点になるよなあ」

-坂本は今日も

「なあ、さえてるよな」

-投手と息が合うのか

「やっぱタイプ的にコントロールで勝負するというかな、そら合うんやろな、村上にしても右左違うけど、コントロールいいし、ボールの球威というかな、コンビネーションで抑えるピッチャーというかなあ」

-大山の1点も大きかった

「そら大きかったよ。セーブつくとかつかんとか、今そんなピッチャーおらんからのお(笑い)、別に何点取っても、ちょっとでも余裕ある方がええよな」

-石井がイニングまたぎ

「そうやな。だから、あれも休み肩というか。コンスタントにそんなうまいこと投げられへんからな、ゲーム始まったら。そらなあ、完封とかしたら当然空くし、負け試合もあるし。だからちょっと力んだら高めにいくというか、(肩が)軽いというかな。だからきょうは最初から2イニングいかすつもりだったよ。ちょっと投げてな、だいぶボールも低めにいくと思うけどな」

-湯浅が不在の間、偶然にもセーブ機会がない

「そうやな、ないなあ。まあ、ええわ。別にセーブが欲しいピッチャー今はいてないから」