3番近藤が3試合連続打点で勝利に貢献した。初回1死二塁。昨季まで同僚だった日本ハム加藤貴の121キロスライダーを強振。右中間フェンス直撃の先制適時二塁打で打線を勢いづけた。「先制のチャンスで、しっかり自分のスイングができた」。今季ここまで古巣相手に3試合で11打数4安打、打率3割6分4厘と好相性を誇っている。

■佐藤直、初先発・初打点・初マルチ

2番センターで今季初スタメンの佐藤直が、仕事を果たした。初回1死から左翼二塁打で出て、近藤の適時二塁打で先制のホームを踏んだ。3回には無死二塁からバスターを中前打とし初打点&初マルチ安打。延長10回には無死一塁から犠打を決め柳田の決勝弾へ導いた。「今までは打ちたいという気持ちが強くて。でも、リラックスしてできた。欲を消していい緊張感でできました」と笑顔だった。

◇ソフトバンク・リチャード(2軍から合流即6番一塁で先発し、延長10回に今季初安打)「期待に応えられてホッとしています。1本打ててよかった。ホームランも期待されていると思う。しっかり頑張っていきたい」