阪神近本光司外野手(28)が、またしても淡路島出身の後輩をバットで援護した。

1点リードの5回2死一、二塁からヤクルト小川の内角直球をコンパクトなスイングで捉え、右前へ。貴重な追加点となるタイムリーで、同郷の先発村上を援護した。

「(佐藤)テルの1点(ソロ)で終わらずに、みんなでつないで2点目を取ることができてよかったです」

さらに7回2死三塁からは2番手木沢の変化球を捉え、左中間への適時二塁打でリードを拡大。村上はベンチ前で両手を頭上に挙げて拍手して喜んだ。

近本は村上が先発した試合でめっぽう強い。12日の巨人戦(東京ドーム)では延長10回に決勝の左前適時打をマーク。さらに22日の中日戦(バンテリンドーム)では0-0の6回に右中間への適時三塁打を放ち、後輩右腕のプロ初勝利に貢献していた。

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