阪神岡田彰布監督(65)が、15年ぶりに阪神監督に復帰して臨んだ3、4月を総括した。

24試合を戦い13勝10敗1分け、勝率5割6分5厘で2位。首位DeNAとは3ゲーム差だ。

「手応えっていうか、まだちょっと探り探りやったしなあ。おーん。まあ、でも、ねえ、貯金があるいうのは、ええことちゃうの。はっきり言って」と3つの貯金をプラスに捉えた。

「なあ、まだまだ、そらチームも落ち着かんしな。そら、なあ、6番とかでもなあ、やっぱりまだ固定できないわ」と、ドラフト1位森下、期待の大砲井上、キャンプからアピールを続けた板山らが務めてきた6番打者について自ら言及。「そろそろな、5月入ったらある程度やっていかなあかんと思うけどな。なかなか長続きせえへんもんな、やっぱりな。だから良い時に使わんと。徐々に変えていかなあかんわな、そのへんはな」と今後も流動的な起用が続くとした。「もう、お試し期間というか、そういうのはもうないよな。いろいろと」。スイッチを切り替え、5月戦線に臨む。

▼阪神が4月を13勝10敗1分けの貯金3でDeNAに次ぐ2位で終えた。50年の2リーグ制後、阪神が4月終了時点で貯金3以上だったのは過去22度あり、そのうち優勝3度(64、85、03年)を含むAクラス20度と、序盤の好発進はシーズンの好成績にもつながっている。ちなみに、前回岡田監督で優勝した05年は貯金1で4月を終えている。

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