DeNAが両軍11本塁打の空中戦の末にサヨナラ負けした。

1番から4番までの上位打線に5本塁打が飛び出し、あと1アウトというところまでリードしていた。1点差の9回2死一塁、山崎康晃投手(30)がヤクルト長岡に痛恨の右越え2ランを被弾した。

主将の佐野恵太外野手(28)は3回1死で右越え3号ソロ、4回2死一、三塁ではバックスクリーンに4号3ランと、2打席連発で4打点を挙げた。空砲となったが「これまでも投手に助けられて勝てているチーム。もちろんこういう日もあるけど、僕たちができることは点を取ることだと思うので、明日以降も点をたくさん取って、ピッチャーを助けられるようにやっていきたいなと思います」と話した。

▼ヤクルト-DeNA戦はヤクルト6本、DeNA5本の両軍合計11本塁打が飛び出した。

1試合の両軍合計最多本塁打記録は49年4月26日巨人-大映戦、80年10月3日近鉄-ロッテ戦の13本。11本以上は07年7月11日ヤクルト-広島戦の12本(延長11回)以来となり、延長で記録したケースを含め17度目。

また、両軍とも5本以上は04年7月25日横浜-巨人戦以来、19年ぶり8度目。過去7度のうち71年ロッテ-東映戦は両軍、04年横浜-巨人戦は横浜が延長に入ってから5本目を打っており、9回までに両軍が5本以上は6度目だ。04年横浜-巨人戦は延長11回、金城(横浜)のサヨナラ2ランで終わったが、この日も最後は長岡のサヨナラ2ランだった。

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