ロッテ佐々木朗希投手(21)が無失点のノーヒット投球も5回89球で降板。2登板続けて勝ち負けは付かなかった。防御率は0・84。

本拠地のマウンドでは常時14メートル前後もの強風が吹き付け、佐々木朗も変化球の制球に苦しみ、初回だけで26球を要した。それでも、許した走者は初回先頭に与えた四球、3回2死からの振り逃げと、いずれものソフトバンク中村晃の2度のみ。打者17人から今季最多の12三振を奪った。2ケタ奪三振は今季3度目。

だが、味方打線もソフトバンク先発の石川に5回まで2安打に封じられて援護できず、0-0のスコアレスで降板した。

佐々木朗は「球数が増えてしまい、リズム良く投げることができませんでした。もう少し長いイニングを投げたかったですが、無失点に抑えられたことは良かったと思います」とコメントした。