阪神がヤクルトに競り勝った。岡田彰布監督(65)は終盤8回に代打&代走で攻めまくり、最後は1死二、三塁から代打糸原の遊ゴロの間に走者が生還(記録は野選)。勝ち越しに成功した。巨人に敗れた首位DeNAに2ゲーム差と迫った。今季31試合目にしてまだ3連敗がない。指揮官の一問一答は以下の通り。

 

(テレビ)

-接戦をものにした

「いやいや、まあ(2回に)1点取ってねえ。そのままグッと追加点くると思ったけど。まあ、なかなか取れなくて。でも、まあ、悪い流れをねえ。昨日、一昨日と0点だったんで、まあ、そういう意味では、今日の勝ちは大きいと思いますね」

-8回はミエセスがヒットを打った後は代走攻勢。3人使いました

「はいはい。いや、次の回は(ミエセスが)先頭バッターだったので、(8回表の)ライトの守備は代えれんかったから。あれでピンチを招いてしまったんだけど。まあねえ、出たら当然代走いくつもりだったんで。(坂本が)バント失敗したけど、木浪がよくつないだですよね」

-糸原の遊ゴロで小幡がよくホームにかえってきた

「(代走の)1番は植田なんですけどね。9回にもう1回、あると思ったんでね。だから島田をいって…。まあ坂本は足が速くないんで。まあ、ずっと抑えていたキャッチャーは普通は代えないんですけど、まあ勝負でね。残っているので足が速いのは小幡だったんで」

-8回に執念を感じた

「いやいや、まあ、(走者)サードでね、何回かあったと思いますけど、三振とかね、何とか前に転がせばね、足が速いサード(ランナー)がいてると、なんとかなると思ったんで。糸原も、ちょうどいいところに打ちましたね」

-石井が初勝利

「いや、知らなかったです。初勝利というのはね。石井が勝ち投手やなというのは分かってたんですけど、初勝利は知らなかったです」

-先発伊藤将が7回1失点

「まあ前回もね、2点だったけど、7回まで投げ切って100球投げたし、ちょっと出遅れましたけど、これでローテーションで普通に回せると思いますね」

-次は首位ベイスターズとの3連戦

「いや、まだまだね、これでね。明日は(DeNA先発が)今永みたいなんで、なんとかもうちょっとヒットを打って、もうちょっと点を取りたいですね」

 

(囲み)

-糸原みたいな代打は貴重な存在

「そうやなあ、渡辺(諒)とかなあ、いろいろ、今日はアレやったけど、伊藤(将)もな、そういうのあったけど、何とかなりそうやったもんな(笑い)。前にボール飛ばしたらな」

-小幡のナイス走塁

「だから(ゴロが)正面じゃなかったからな、ショート一番投げにくいところに飛んだからな、それもよかったんやろな」

-石井は味方のエラーもあった中で踏ん張った

「そうやなあ、(2死二塁で)村上歩かせようと思ってたけどね。それで安藤(投手コーチ)行かせたんやけど、まあ去年3連発打たれた1人らしいから、勝負させたんやろな、おーん」

-今年になって初めて勝敗に関わるところを任されている

「それはやっぱり、抑えることがあのへんは、若いピッチャーというか、石井というか、そういうのがつくわけやから、おーん」

-3連敗しなかった

「まあ、3連敗しないって言うたら、いつも1勝2敗になるやんか(笑い)。まあ、そら勝てたら、そんなもん、まだ長いシーズンで5連敗、6連敗はするよ。はっきり言って。まあ、2、3回しても全然平気やからな。長いシーズンから考えるとな。まあ、でもしない方がええけどな。だから、早く止めた方がな。まあ、明日なんか今日の勝ち負けで明日なんか気持ち的に全然違うし、それはやっぱり、ましてこういうゲームをしのいだいうのはすごく大きいよな、やっぱりな」

-連敗を止めるのは投手陣の頑張り

「そら頑張りやん、2点やもん」

-下位打線での先制も大きい

「そら大きい、大きい。もう1点欲しかったよな、やっぱりなあ。あそこは」

-木浪が打っている

「そら数字見たら打ってるやん。小学生でも分かる」

-何がいい

「いや、調子ええからちゃう? 技術も良くなったんやろな、そら。調子だけじゃ、そんな長いこと続けへんと思うよ。やっぱ打ち方とか、タイミングの取り方とか、いろんな面でよおなったから、あないして、ずっと継続していい結果残してるんちゃう」

 

【関連記事】阪神ニュース一覧