3年目の石井大智投手(25)が、プロ初勝利を挙げた。1-1の8回に2番手で登板。1イニング無失点で封じ、直後の8回裏でチームが勝ち越しに成功した。試合後は周囲への感謝、記念球の贈り先などを口にした。

石井の一問一答は以下の通り。

-初勝利

「記録的にはうれしいことですし、去年のオフシーズンから多くのひとに関わってくださって、自分の中では結果につながるような助けをいただいたので、本当にそういう人たちに感謝しいたいですし、自分の力だけではない。本当にこれからもこういう成績を残せるようにやっていきたいなと思います」

-1番打者からのスタートも平常心で

「いい緊張感で相手に向かって行く気持ちでいった結果がすごく、ピンチを背負って褒められるピッチングじゃないと思うんですけど本当にゼロで帰って来ることだけを考えてまずはゼロで抑えられたのがよかったです」

-監督との記念撮影

「もちろん前監督の矢野さんも1年目から使っていただいて、その経験が今年発揮できた部分もありますし、岡田監督になってチャンスをいただいてこう言う場所で投げたことは本当にうれしいですし、本当に感謝したい気持ちです」

-サンタナを抑えたところ

「自分の中では村上選手で勝負しにいってと(坂本)誠志郎さんとも話して、『勝負にいくからには全力でこい』とマウンドで言っていただいて。結果四球だったんですけど、四球もなんていうんでしょう、いい四球で、空振り取りに行った結果の四球だったので自分の中で後悔はないです。サンタナ選手を打ち取れてゼロで抑えることができてよかったです」

-記念球はどなたに

「どうしようかな…とは思っているんですけど。本当に周りの方々に感謝したい気持ちもあるので、いつもブルペンで捕ってもらっている片山ブルペン捕手に(笑い)。冗談です。妻にあげようかなと思います」

-奥様の支えあっての勝利

「もちろんそうです。それがなかったら、もちろんこう言う場所で戦えていないと思いますし、本当に料理や私生活の面で支えてもらっている部分がすごく、自分の多くのところを占めているので本当に感謝したいですし、これからも妻のために頑張りたいと本当に思っています」

-石井の活躍が独立の希望の光りになる

「独立リーグでやったときは、未来が分からないというか本当にお先真っ暗というか。心からなんとか光りを探しながらというところがあった。もちろん戦っている選手もそういう気持ちでいる選手もいると思いますし、そこの少しでも光りになれるような、目指してもらえるような選手になりたいなと思います。独立リーグに限らず、子どもが目指したいと思ってもらえるような選手になりたいなと思います」

-勝ちパターンとしてどういう所を目指す

「自分の中では1年間戦ったことがないので、まずはそこの言い方は悪いかもですけど、経験がないので、本当に自分はがつがつ行くだけかなと思っているので。またその経験をして、どうするのかっていうのも考えながら1歩ずつ進んでいきたい気持ちがあるので、今のスタイルを変えずに本当に相手に向かって投げていきたいなと思います」

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