巨人中田翔内野手(34)が電撃的に“1軍合流”した。14日の広島戦(東京ドーム)の試合前練習に姿を見せた。トレーナーに見守られながら、ランニング、三塁、一塁でのノックで動きを確認した。フリー打撃では、40スイングでビジョン直撃弾を含む9発を披露し、度肝を抜いた。

中田翔は練習を終え「自分が思っている以上に動けたと思うし、バッティングでも問題なくできました。復帰に関して自分が決められないので、監督、コーチの方々に見てもらって今後の状況の話が出来れば」と先を見据えた。

4日のヤクルト戦で負傷し、右太もも裏の肉離れと診断されていた。この日は、負傷からわずか10日しかたっていない。

ジャイアンツ球場でリハビリを開始し、わずか数日でフルスイングでの打撃練習を敢行し「120%でいけますっていうのは6~7週間かかるんじゃないですか。でも自分の中ではそこの考え方っていうのはサラサラないんで。ある程度自分の中でいけるっていう判断が出ればやっぱ1日でも早く上がれるんだったら上がりたい」と早期1軍復帰に強い意欲を示していた。

5日に登録抹消となっているため、最短で明日15日から1軍登録が可能になる。

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