阪神が佐藤輝明内野手(24)の豪快な2アーチなどでDeNAに打ち勝ち、今季最長タイの4連勝で4月19日以来25日ぶりとなる単独首位に立った。

今季初めて先発9人全員安打を決め、14年8月5日ヤクルト戦で23安打して以来9年ぶり、今季最多の21安打を積み重ねた。15得点は今季2度目の最多得点となった。

初回2死一、二塁から5番佐藤輝の6号3ランで先制。幸先のいいスタートを切った。だが、2点リードの3回に先発の西純矢投手(21)が3番宮崎に同点2ラン、4番牧に勝ち越しソロで自身初となる2者連続被弾し、一気に逆転された。

それでも打線は4回に猛反撃。1番近本光司外野手(28)の適時打で追いつき、2死満塁から4番大山悠輔内野手(28)の押し出し四球で勝ち越し。さらに佐藤輝が7号満塁弾を右翼スタンドにたたき込んだ。10人攻撃で一気に6点を奪い、試合の流れを引き寄せた。

西純は5回4失点で今季2勝目。佐藤輝は自身2度目の満塁弾で、自己最多7打点をたたき出した。6試合ぶりの2ケタ安打から打線が爆発し、2位DeNAに1ゲーム差をつけた。

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