立大は、慶大に連敗で勝ち点を落とした。18年秋以来の白星を狙ったが、引き分けをはさんで17連敗となった。溝口智成監督(55)は「相性が悪いのは確かに悪いですが、苦手意識がまん延しているということはない」と話した。

中2日で先発した立大・池田陽佑投手(4年=智弁和歌山)は、粘りの投球。5回までは無失点に抑えたが6回に3ランを浴びた直後に、戸丸秦吾捕手(3年=高崎健康福祉大高崎)とバッテリーで交代。5回2/3を被安打6の4失点で降板となり、マウンドを降りる際には悔しさをにじませた。溝口監督は「捕手の配球、組み立てから変えていかないといかないとと、思い切って代えました」と意図を明かした。

最終カードとなる20、21日は優勝が決まっている明大と対戦する。今春は東大からの2勝で、勝ち点は1のみ。「この結果を受け止めて秋へ、次へ変わらないと厳しい現状だと思う。なんとか、もう少し力を出していい試合ができれば」と話した。

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