腰痛から復帰した巨人中川皓太投手(29)が551日ぶりの1軍登板をした。復帰マウンドは打者4人に3安打2失点と、ほろ苦の11球となった。

4点リードの8回から2番手で出番を託された。いきなり先頭のヤクルト塩見に中越え本塁打を浴びた。続く青木には左前打を運ばれた。山田には右翼・梶谷が足を滑らせる不運も重なり、右中間への適時二塁打を浴びた。4番村上は遊飛に打ち取り、マウンドを三上に譲った。

中川は昨季、腰痛のため実戦登板機会がなかった。4月28日のイースタン・リーグ日本ハム戦で実戦復帰。12、13日の西武戦で連投もこなし、ここまで同リーグ5試合登板し、5回1失点(自責0)と順調な回復をアピールしていた。15日に支配下に復帰。1軍登板は21年11月12日のCSファイナル・ヤクルト戦以来だった。