楽天がロッテに4-3のサヨナラ勝ち。

0-0で迎えた9回、2連続押し出し四球などで3失点を喫したがその裏、2死から反撃。1点を返し、なおも2死満塁のチャンスで黒川史陽内野手(22)が右への2点適時打を放ち、延長に突入。延長11回には、またも2死からチャンスをつくり、2死一塁の場面で、代打・横尾俊建内野手(29)が左へサヨナラ二塁打。劇的勝利で5連勝を飾った。

黒川は8回まで1安打。5回には1死一、二塁のチャンスで打席に立ったが、遊併に終わっていた。9回の打席は2死満塁と、この日最大のチャンス。黒川は「チャンスやったので『コトを起こそう』と」。初球のスライダーをしっかり右へはじき返し、同点適時打。首の皮1枚つながったあとは、津留崎大成投手(25)が2回無失点の好投。3安打を浴びるも、粘り強く投げ、11回裏のサヨナラにつなげた。

黒川は「1軍で、あまり得点圏で打てていない。2軍のときから、得点圏にこだわっています」。自身の課題を見つめる若鷲は1軍での活躍を目指す。

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