巨人中川皓太投手(29)が、21年10月23日のヤクルト戦以来、574日ぶりの東京ドームのマウンドで躍動した。

4点リードの7回に登板すると、先頭の中日木下を中飛、代打伊藤を145キロ直球で空振り三振、代打鵜飼を右飛に仕留めて3者凡退で抑えた。最速は145キロだった。

1軍復帰後2試合目で初めて無失点に抑え、ホッとしたような表情でベンチへ戻っていった。

中川は腰痛などの影響で昨季は実戦登板なし。17日のヤクルト戦(神宮)で551日ぶりに1軍登板も、打者4人に3安打2失点と、ほろ苦の復帰となっていた。