阪神が広島に連勝し、今季最多の貯金11とした。開幕から打撃不振だった梅野隆太郎捕手(31)が2本の適時打で3打点を挙げた。試合後の岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
-才木は2軍に行く前と比べて
「いやいや、だから2日前もあんまり良くなかったんよ、おーん。昨日ブルペンであんまりええことないとか言っとたけどな、あんまり変化球が入らないっていうかね、変化球のコントロールがちょっと悪かったから、2日前のブルペンでもね。真っすぐはもう、落ちる前よりも全然真っすぐ走ってたけどね」
-そのへんは序盤のピッチングに
「そうやな。梅野がブルペンで受けて、真っすぐ走ってるから、どんどん真っすぐいったんやろね」
-試合開始から16球ストレート続けた
「だから、まあ、それも自信がなかったらね、ストレート走ってなかったら、そんないけないやんか。やっぱりね、才木もこれ走ってるなあという感じを受けたんじゃないかな」
-20日に「負けてもいい」とプレッシャーを取り除いた
「いやいや、負けたらアカンよ、それは(笑い)心の中よ。心の中の負けやから(笑い)」
-才木の気持ちを楽にする意味もあって
「まあ、楽にて言うか、もう、それは、だって、昨日のひとつの勝ちが楽になってるよ。そういう言葉やなしに。そら、ねえ、昨日負けて、連敗で何も言わん方がもっとプレッシャーがかかるやろ。そら、そうやろ。やっぱりな」
-昨日の森下、今日の才木、梅野と苦しんでいた選手がこうやって結果を
「そうよな。まあ、調子悪いもんがじょじょにな、上がってきたよな。うん」
-そのあたりがチームの循環としても
「うん。まあ、だってキャッチャーも、今は6連戦(梅野と坂本のスタメンが)3-3になってるけど、まあ、そういうつもりはなかったけどな。これもやっぱり坂本が新しいピッチャーでね、ああいうリードをしたおかげで、こうなってしまったんだけど、まあ、これから梅野がどんどん上がってくるやろな、やっぱりな。おーん」
-梅野も悔しかっただろうが、結果を出した
「まあ、1年間長いから、それは。ああいう形では終わらんよ。それは。やっぱり長いから。だから、それを地道にて言うかな、そこを腐らずにな、やっぱりいつかはそら調子が上がってくるとか、そういうことを考えて、やっぱり長いシーズンやらないとね。ほんなら、いい結果が出るけど」
-梅野はどこがよくなった
「まずはもう、構えた時にバットのヘッドがあんまり入らんようになってきたやん。力ばっかり入ってな、あれ。去年からやったやろ。去年からずっとバットのヘッドが入ってたからなあ」
-7回の加治屋の起用は左右関係なく
「いやいや、ピッチャーのとこ(代打で)松山出させて岩貞いくつもりやったんや。フォアボールでもヒットでも打たれたらなと思ってたんや、逆に。まああそこで1球で終わってしまったから別に。だから、あそこで8番バッター別に左右別に関係ないやんか。そらクリーンアップでな、一発長打があるとか、そういう時は右左気にするけど。右左関係なしで、だからもう準備はしとった、岩貞、松山用にな。そしたらあそこで終わってくれて良かった」