巨人がDeNAに勝利し、再び貯金を1とした。

2回に4番・岡本和が3試合連発となる9号先制ソロを放った。DeNA石田の初球、外角やや低めへの143キロの直球を左翼席上段まで運んだ。前夜の9回に続く2打席連発となった。

この1点を守り切った。先発戸郷翔征が今季初完封を飾り、リーグトップタイとなる5勝目をマークした。ストライク先行の投球で、DeNA打線を封じた。右翼・秋広がフェンス際の打球を身長2メートルのでかすぎるジャンピングキャッチを見せ、二塁・吉川が中前に抜けそうな打球を横っ跳びのファインプレーなどバックも盛り立てた。チームは今季3度目の0封勝ちとなった。

▼戸郷がプロ入り2度目の完封勝ち。この日は与えた四死球が0で、得点が岡本和の本塁打による1点だけ。戸郷にとって「無四死球完封勝ち」と「1-0完封勝ち」はともに初めて。巨人で1-0完封勝ちの投手は20年8月18日菅野以来だが、前回も1点は4番岡本和のソロアーチ(岡本和の1-0本塁打もこの時以来2本目)。巨人で4番のソロアーチだけで1-0完封勝ちした投手は菅野以来8人、9度目だった。

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