巨人が3週間ぶりの連敗を喫し、4位転落で最大2あった貯金は0となった。

先発グリフィンは来日後最多の115球の粘投も踏ん張りきれなかった。立ち上がりの1回、初の甲子園のマウンドで安打と2四球で1死満塁のピンチを招くも、阪神佐藤輝、森下を連続三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

2回先頭で坂本に安打を浴びるも、以降は力強い直球と得意球のカットボールなど変化球を織り交ぜ、6回終了まで安打を許さなかった。しかし、7回に2四球で2死一、二塁とすると、近本に中前へ先制適時打を許した。続く中野を迎えた2死二、三塁の場面で2番手大江に託すも、大江も中前へ2点適時打を浴びてこの回3失点。グリフィンは6回2/3を投げて3安打3失点(自責2)で5勝目には結び付かなかった。

広島がヤクルトに勝利したため、5月20日以来、1週間ぶりに4位に逆戻りとなった。