日本ハム新庄剛志監督(51)が打撃不調の野村佑希内野手(22)をスタメンから外した。

この試合を含めて最近10試合で打率1割9分4厘、0本塁打、2打点と結果が出ていない。指揮官は2日までのプレーぶりを見て「気持ちの面で、弱さが出ているというか」と、ベンチスタートさせた。

出番を与えたのは1点を追う9回無死一、三塁の絶好機だった。代打起用も空振り三振。続く延長10回も2死一、三塁で打席が回ったが、再び空振り三振に終わった。

新庄監督は試合後、開幕4番で起用した期待の大砲に「チャンスは与えているので。モノにするしないは本人次第。モノにできなかったらそれまでの選手だし、モノにしたら一流プレーヤーになるし」とハッパを掛けた。不思議と野村は何番を打っていても「いい場面で回ってくるんですよね」と新庄監督。殻を破るのも本人次第。「そこで打ち出したら乗ってこれるし、そういう場面で何でもいいから結果出して、乗ってくるのを待つ。それしかないですもんね」と新庄監督は、あの手この手で野村の復調を待っている。

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