日本ハム上原が投打二刀流で奮闘も2勝目はつかめなかった。

5回無死一、二塁でバスターから左前に今季初安打。無死満塁と好機を広げたが得点にはつながらず、6回1死からDeNA佐野に二塁打を打たれたところで降板した。5回1/3を4安打1失点。「6回は上位打線で長打を警戒しなければいけない場面で、長打を打たれてしまい、そこはしっかり反省したい」と振り返った。

■マルティネス「神様のおかげ」

マルティネスが2点を追う8回無死満塁で、同点の右前2点適時打を放った。交流戦ラスト3戦6打点と好調で「やりました。神様のおかげ。強い気持ちで打席に立てました」。カウント1-2から4球ファウルで粘っての一打に、新庄監督も「ファウル、ファウルっていって合わせながら詰まって向こうに持っていく技術は、素晴らしい」とたたえた。

■パが勝ち越し

▼日本ハムが勝ち、今季の交流戦はパ・リーグの通算54勝50敗2分け。2試合を残し、19年以来(20年は中止)3開催ぶりにパの勝ち越しが確定した。

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