今季交流戦で無失点を続ける中日高橋宏斗投手(20)が2回まで2安打無失点で、防御率0・00を維持したまま交流戦の規定投球回に到達した。

初回は辰己、小深田を連続空振り三振など3者凡退で、2回は2死満塁のピンチを背負ったが山崎を154キロの直球で中飛に打ち取った。3回を終えて無失点を続けている。

高橋宏は13日ロッテ戦(バンテリンドーム)では9回5安打、プロ初完投を完封で飾った。交流戦2試合で16イニング無失点を続け、今回の登板に向けて「調子自体も、交流戦始まってから良くなっている。自信持ってそこは投げたい」と語っていた。

今年は3月のWBCで侍ジャパンに史上最年少でメンバー入り。世界一に貢献した実力を遺憾なく発揮している。

交流戦の規定投球回以上で防御率0・00なら、15年メッセンジャー(阪神)22年青柳(阪神)加藤(日本ハム)23年才木(阪神)に次いで史上5人目。中日では初めてとなる。

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